-弱い自分-

【今日の記録】

昨日から引きずる思い。
彼との逢う約束を貧血と言って逢わなかった。
彼に嘘をついた

彼と逢いたくなかった
逢いたくても　どうしたら良いのかわからなかった
態度が冷たいのを隠せないと思う
なのに逢うなんて無理

彼は嘘をついた私に優しく言葉をかけてくれた

1日　昨日の2人の姿
彼の視線が彼女にいく彼
頭から消えないままだった
そして　今も。

なんでかな…
浮気してる訳でもない
ただのバイト仲間みたいなものなのに
何でこんなにも余裕がないんだろう

彼からのメールがどうしても冷たくなる
あまり返したくなかった

彼は綾に「綾の為なら何でもするぞー」
「大好きな綾が心配」
綾はその言葉を素直に受け止めれなかった
嬉しいはずなのに
何の感情もわかなかった

もうわからなかった

こんなにも自分の心が狭い事を思い知った

信じているのに。

彼と女の子。
就職も近くなり、つい最近までしていたバイト先にも
女の子はいた

でも、目の前で見る事なんてなかったから…
彼がバイトを辞める時
皆からの寄せ書きと写真を撮っていた

彼の家に綾は遊びに行って彼がお風呂に入ってる間に
テーブルの上に無造作に置かれている寄せ書きを見た

ほとんどが女の子で
綾の知らない彼の姿が書いてあった
ひとつひとつ読んだ
女の子だけ。

その時も辛くなった
綾の知らない彼がそこにはいた

彼が戻って来ていつもの綾に戻って
彼に接した。
彼が「寄せ書き見たー？俺の良い人ぶりがわかるぞ！」
と言ったのに対して
「見たくない。」
見たのを隠した。

写真を見してくれた彼
彼のまわりには女の子
なるべく見ないようにした
彼だけを見るように。

何を不安に思うんだろう…？

彼の部屋のベッドのとこには
プリ入れが二つある
一つは綾専用。
もう一つは昔の彼女とのプリと彼の友達。
毎回目に付く度に苦しくなる。

彼は捨てずに持って仲良しの友達と
こんな事もあったよなって言えるように
彼も友達も残しているらしい。

そんなもの捨てて欲しい。

目障りだから

過去に付き合って
愛し合って
抱いた女とのプリを見て誰が良い気になるの？

そのプリを全部出して見る
そこには綾の友達もいる
それが一番辛い
何回見ても辛くなる
どれだけ彼が綾だけを愛してくれていても
そのプリは綾を辛くさせる

それだけでこんな思いになるのはおかしい事なんだろうか…？

今までの彼女とのプリ
知らない人
仲良さそうに
幸せそうに写る彼と彼女

もう捨てて

その一言が言えない私は
強がりなのか弱いのか…

彼への気持ちが強すぎたのかな…
今はうまくバランスがとれなくなってる

明日もバイト
もしあの人がいたらどうしよう…
彼とちゃんと逢えるだろうか。

綾は彼が恐い
好きになりずぎてもう後戻りなんてできないのに
彼を…失う事が恐い

自分さえも恐い
彼への気持ちが押さえられない時
綾はどうしたら良いの…？

綾はおかしくなってしまう

綾は綾自身を見失っちゃうんじゃないか
恐くなる。

綾の気持ちが止まらない。